早速商品を登録しよう
1. すぐに用意できる商品
買い取りの依頼が来るまで、ただぼーっと待っていてはダメです。すぐに商品の登録を始めましょう。でも、まだ商品がないのでは?
とんでもない!リサイクルショップでは、「何でも」売れるのです。まずあなたの持ち物から、不要品を売りましょう。これなら仕入コストもかかりません。どんどん、「商品」にしましょう。これ以降でも、本業や家庭で不要になった物は、いつでも仕入コスト0で(あるいは仕入を計上して)商品にすることができます(だからといって浪費して無駄買いを繰り返すと結局損ですが)。
自分の不要品をあらかた商品化したら次です。両親・親類、友人知人、近所の人。つてがあれば誰からでも何でも不要品をもらってきましょう。買い取る必要はありません。声を掛けた時に、ちょうど不要品がなくても、不要品が出た時に教えてくれるよう頼んでおきます。
うまくいけば、この時点で、コストゼロでかなりの商品が集まる筈です。割合値打ちのある商品がある場合もあるでしょう。
ただし、この技は1回しか使えないと思っておくべきです。リサイクルショップの経営では、重点は販売1に買取9です。いかに良品の買い取りが継続できるかがポイントなのです。
2. Webに販売する場所を作ろう
商品がそろえば、あとは売るだけです。早速販売の準備をします。
・Web販売の方法
オークションで販売する
なぜ、オークションを使うの?
インターネットオークションには商品販売の強力な力があるからです。
それは、一言で言えば、集客力です。オークションサイトには非常に沢山の人が集まってくるのです。
後に分析の章でも論じるように、いくらインターネットでも、ホームページがあるだけでは、だれもあなたのインターネットショップには来ません。そして、誰も見ない商品は、どうやっても売れるはずがないのです。
例えばYahoo!オークションに出品すると、どんなつまらない商品でも、1週間の内には、最低数件は閲覧があります。人気の商品なら数日で1000件近くにもなります。
ここで、とくに重要なのは、人気のない商品でも見せられる力です。人気商品を販売できるホームページなら、値段さえ調整すれば誰でも簡単につくれます。しかし、人気のない商品を1週間で数人に見せるホームページなど、普通の個人の努力では絶対につくることができません。
まず何をすればいいの?
Yahoo!オークションなどを利用すれば、IDの取得ですぐに販売を始められます。
IDの取得には、手数料の引き落とし口座を指定する必要がありますので、先に口座を用意しておきましょう。
オークションで販売するには何が必要?
オークションサイトにログインして、商品の説明文一式を入力すればそれで出品手続き完了です。かならず商品の画像も付けましょう。
詳しい商品説明のポイントは後述します。
また、出品時や落札時に手数料が必要ですが、販売の広告費と考えればきわめて割安と言えます。例えばYahoo!オークションでは、商品を3ヶ月出品し続けて落札価格1000円で販売できた場合、出品手数料が40円、落札システム使用料が50円、計90円が必要になります。
インターネットオークションってたくさんあるけどどこにしたらいいの?
Yahoo!オークションの他にも、ビッダーズやEasySeekなど大小多数のサイトがあります。それぞれシステムが異なり手数料が不要だったり得意なジャンルがあったりしますので、それぞれのメリットを活かすような利用をすればいいでしょう。ただし、複数サイトへ出品すると、それだけ手間も増えます。どうしても、という理由がなければ、なんと言っても国内最大級のオークションサイトで、圧倒的な出品数と集客力を誇るYahoo!のみへの出品にしても全く問題ありません。
出品手数料が無料のオークションサイトもありますが、いくら無料でも、売れなければ意味がありません。どんな商品がどれぐらいの価格と入札数で売れているかを、しばらく観察してみると、Yahoo!の強さがよく分かると思います。よほど明確にメリットを説明できない限り、Yahoo!オークションだけを使用すればOKです。
NBAの平均身長は何ですか注意点
2006年1月31日より特定商取引法における「事業者」の定義が変更され、Yahoo!オークションなどで特定の出品数・落札額以上の出品を行うと、同法上の事業者と認定され、同法が規定する取引時の特定項目(住所や電話番号など)の表示義務を負う事となります。ページ作成の際には、この基準を踏まえた内容にする必要があります。
Amazonマーケットプレイスで販売する
Amazonマーケットプレイスってなに?
国内最大手のネット書店Amazonには、各商品ページに、その商品を購入した消費者が中古を販売できるように登録できる仕組みがあります。これがAmazonマーケットプレイス(AMP)です。
メリットはなに?
1つは出品作業が極めて簡単な事です。Amazonにはすでに商品の説明や画像があるのですから、AMPの利用者が必要な登録作業は、希望販売額とコンディションを入力することだけです。
2つ目は、購入者とのやりとりの手間がまったく掛からない事です。金銭処理や発送先の取得は、すべてAmazonがやってくれます。登録者は販売通知メールに書かれている発送先へ発送するだけです。28日ごとにそれまでの売上と送料・手数料を精算して指定口座へ振り込まれます。
まず何をすればいいの?
利用にはクレジットカードを持っている事が条件ですが、その他は簡単な登録を行うだけで、すぐに使用できます。あとは登録したい商品の販売ページをAmazonで検索表示し、そのページの「マーケットプレイスに出品する」ボタンを押すだけです。
自分のショップホームページを作成する
自ショップのメリットって何?
すべてをオークションサイト・AMPで済ますことは可能です。集めた商品をすべてオークションなどに出品して販売すればいいのです。
ただし、僅かな弱点があります。
それは、オークションサイトには手数料がかかる、と言う点と、出品は一定期間が来ると終わってしまい、再度出品の手続きをしなければならない、と言う点です。
前者は、経費コストとして、後者は作業時間のコストとして、利益を圧迫します。またAMPは、そもそもAmazonに商品ページがあるもので無ければ出品できません。
自ショップサイトを作ることは、これらの問題からの解決策となります。
自ショップサイトを作成した時の注意点
最大の注意点は、あなたが作るショップサイトは、いくら頑張っても逆立ちしてもYahoo!オークションサイトに集客力では絶対に勝てない、ということです。
コストは減らせますが、それ以上に販売力の減少が発生することをよく理解しておく必要があります。
さらに、自ショップを作成するコストを忘れてはいけません。商品説明の部分については、オークション出品時と大して変わりませんが、ベースとなるページ部分を作成し、お客が買い物をしやすいサイトとしてメンテナンスすることはそれなりの手間がかかります。自ショップを検索サイトに登録申請するなど、「営業」も必要です。
最後に、自分で管理するWebリサイクルショップを作成すると、古物営業法により、届け出と、許可番号等の記載が義務づけられていますので、注意しましょう。
自ショップ販売に向く商品とは?
自ショップでは、オークションサイトに出品するのに比べ販売力がガタ落ちしますので、十分な検討がひつようです。自ショップでの販売に意味があるのは次のような商品です。
販売価格が安い商品
私の試算では、Yahoo!オークションで販売する場合、経費を引いても赤字にならない販売価格は約500円です。販売価格が500以下の商品では、オークション出品は向きません。この計算には、仕入コスト・保管コストは入っていません。売れた後にかかるコストのみを考えても、1品500円以下では、売るだけ赤字ということです。赤字の意味に注意して下さい。もちろんたとえ500円でも100円でも、売れればその分収入です。しかし、取引の連絡をし、その商品を梱包して発送する手間暇が掛かるので、時給換算で、例えば最低賃金を下回ってしまう、ということです。時間も体力もいくらでもある、という人は100円で売っても良いでしょうが、あくまで副業として考えれば、そんな時間はない、ということです。
在庫時にかさばらない商品
自ショップでは販売力が落ちるので、売れるまでの期間が長くなります。かさばって置いておく場所がないような商品はさっさとオークションで売り切った方が得策です。
検索での特定が容易な商品
販売力の低下は、検索サイトでカバーすることができます。例えば、コミックス。A作家のB作品という検索サイトでの検索結果から、自ショップの商品ページへ直接やってきて購入してもらうことが期待できます。
品名や型式などで、個々の商品の特定が容易な、本、CD、ゲームなどは、自ショップ販売に向きます。
自店のサービスを活かせる商品
どのくらいの企業がmarketingresearchに費やすのですか?例えばAMPにて500円で売られている本があるとします。この本が欲しい人がいたとしても、クレジットカードを持っていなければAMP商品は購入できません。代金引換の宅急便で送って欲しいと思う場合もAMPでは無理です。しかし、Web検索して、同じ商品があなたのサイトで、1,000円で販売しているのを発見したらどうなるでしょうか?あなたのサイトでは、銀行振込も代金引き換え払いもOKです。となると、この商品はあなたのショップサイトで売る「意味」があるわけです。実際、私のサイトではAMPで安値の商品でも、代引希望で定価の半値程度で売れる事が良くあります。
3. 商品の説明ページを作ろう
・どうやって作ればいいの?
基本となるのはHTMLですので、HTMLの編集ができる物ならテキストエディタでも、ホームページエディタでも構いません。
どの商品説明ページも、商品名や内容説明は違いますが、全体的なデザインや定型的な文句は同じですから、1つテンプレートとして作成して、コピーして商品名などを書き換えて作ると楽です。
入力した商品名や内容説明からきれいな商品説明HTMLを自動的に作ってくれる、オークション出品をサポートするツールを利用するスキルがあれば、この作業自体は全く苦になりません。ただし、説明の「中身」を考えるのはやはりそれなりに手間が掛かります。
・商品説明ページに必要な情報
商品説明ページ作成のポイントを解説します。これらのポイントはオークション・自ショップに共通です。
画像を入れる
すべての商品には撮影した画像を入れます。
全体像の他に、いろいろな角度から数点撮影したり、表面を拡大撮影したりすると効果的です。本、CD、カバンなど商品のタイプごとに、どういうカットを何点撮影するかあらかじめ決めておくといいでしょう。慣れてくると機械的に処理できます。
商品撮影には、かなりの作業コストがかかります。リサイクル系のインターネットショップの主な廃業原因の一つには、こうした撮影や商品説明の作業にあたる人件費がペイできない、という理由もあるぐらいなのです。
それでも、画像の効果は絶大です。画像があれば、商品が本当にある(詐欺ではない)事が分かり安心できます。商品の程度も一目瞭然ですので、トラブルも防げます。なにより、具体的な商品のイメージがあることにより、購入意欲が大いに刺激される事が期待できます。
後述する撮影のポイントを踏まえて、効率的に効果的な写真を用意しましょう。
商品を特定する情報を沢山盛り込む
実物のカタログなどと違って、Webページは一覧することができません。個々のページをいちいち開かないと、情報が得られないのです。サイトの検索機能やカテゴリ別一覧表示などは、ある程度カタログに近い使い勝手を提供しますが完全ではありません。
例えば、J-POPのCDを販売することを考えましょう。「Garnet Crow」のニューアルバム「Best Best Selection 2000 to 2005」を売ろうとする時、できるだけ多くの人に商品の情報を見てもらうにはどうしたらいいのでしょうか。それには、いろいろな言葉で商品を説明することです。
オークションにしても、自ショップにしても、キーワードによる検索で直接商品ページを閲覧する場合が多いと考えられます。この時、検索のキーとなるのは、まさにその商品ページに記載されたキーワードです。
先ほどの例では、カタカナによる「ガーネット・クロウ」「ベスト」というキーワードによる検索には、引っかかりません。検索にかからなければ、それだけ閲覧機会を逃し、その数に応じて販売の確率も下がることになります。
CDのタイトルをはっきりとは覚えてない人もいるでしょう。「Best Album」「ベストアルバム」「CD」などのキーワードも有効そうです。
「スパイラル」と言う曲が収録されているアルバム、と言う切り口でCDを探している人もいるでしょう。
商品の状態で選んでいる人もいます。「帯付き」「初回限定版」なども重要ですね。
このように、考えられる限り多くのキーワードを盛り込むことによって、多数の閲覧を稼ぎましょう。
ただし、商品情報を盛り込めば盛り込むほどコストがかかります。売値500円の商品情報を作成するために、小一時間もいろいろ調べたり書いたりしているようでは完全に赤字です。時給1800円換算とすると、3分も調べたら約100円コストがかかるわけです。短時間でキーとなる情報を如何に素早く作成できるか、効率化の努力は永遠の課題です。
商品の状態を明記する
中古商品には、その商品の価値を判断する際に、その商品の程度という尺度がついて回ります。割合きれいなら購入するけど、ちょっと汚れがあるなら止めようか、などということになります。
重要なのは、汚れや悪い状態については、はっきり明記することです。曖昧な表記では、かえって売れません。また、購入後に思ったより汚れている、とトラブルの元にもなります。
インベントリ内の日の売上高は何ですか経験すると分かりますが、「ひどく汚れています」と明記して、相応の値段を付ければ、極端に程度の悪い商品でも、さっさと売れてしまって返ってびっくりするものです。これは、商品の価値において「程度」と言うものはその一部でしかないことを物語っています。
「商品の程度」の様な「状態」を正確に表現することは至難の業です。例えば、「割合きれいです」と記載しても、誰にとって、何に比べて「割合きれい」なのか、非常に曖昧です。曖昧な基準はトラブルの元です。
あなたが判断した「程度」と、購入したお客さんが判断する「程度」は、当然一致しません。いくら言葉を尽くして説明を書いたとしても、判断する人間が違う以上、これは避けられないことなのです。
しかし、完全ではありませんが、改善する方法はあります。それは、まっさらな新品から、ぼろぼろの状態までの内、どのあたりに相当するかをランクで示す方法です。例えば、ABC評価や5段階評価などです。こうした定量的な表示方法を使用すれば、判断する人間に依存する誤差が減ります。
そして、判断に迷う境界線上の程度であれば、常にワンランク下に付けることです。
思ったよりランクが上で怒るお客はいません。多少価格設定的に損をするかもしれませんが、クレームを避け、お客の利益を優先することが、結局は、ショップの儲けに繋がります。
商品の送料・支払い方法を明記する
インターネットショップは通販です。購入に際して、支払い方法・発送方法の選択は切り離せません。どんな支払い方法があるのか商品はどんな方法で発送可能なのか、そしていくら送料がかかるのかを、その商品のページを見ただけですぐに把握できるようにしておきます。
発送方法や送料は別のページにまとめて書いてあるから不要では?と思われるかもしれませんが、各商品ページに記載することにより、そのページを見ただけで購入できる、と言うメリットがあります。いくら商品が欲しいと思っても、送料や支払い方法がどうなるのか分からなければ、そしてちょっと探して見つからなければ、購入を止める人も多いでしょう。一目で分かることが肝心なのです。
また、検索サイトから直接その商品ページにやってきた人は、さらに混乱します。いくらトップページに「送料はこちら」と書いてあっても分かりません。すくなくとも、各商品ページから、直接支払い方法や送料が分かるページへのリンクは作っておきます。
すぐに購入できるようにする
オークションサイトは、表示した商品のページで入札しますね。自ショップの商品ページでも同様に、その商品を表示しているページで直接購入操作ができるようにしておくことが重要です。実店舗のように、レジを探してうろうろなどということはできません。
もちろん、これは検索サイトからの直接来客対策にもなっています。
ショッピングカートシステムなどが無く、メールで注文する仕組みだとしても、各商品ページごとに、注文フォームもしくは、メールリンクを設定しておくことが必要です。
ただ購入できる仕組みがあればいいわけではなくて、前項のように、購入の説明がそのページにきちんとあることが絶対条件です。
商品にコメントを付ける
あなたが感じたことでOKですので、少しでもコメントを付けます。「かわいい感じです」「しっかりしています」「楽しそうです」で十分です。一言コメントがあると、お客の立場で商品ページを見た時にずいぶん違うものです。
ただし、当然嘘は書いてはダメです。無理に「きれいです」などとは書かないようにします。なんにも感じるところがなければ無理にコメントを付ける必要はありません。
逆に、多少詳しい商品であれば、自信を持って薦めるコメントを付けましょう。「89年に一世を風靡したアルバムです」「私もすごく楽しんでクリアしたゲームです」など、自ずとコメントも湧き出てきそうです。
商品の仕様を明記する
各商品のスペックをできる限り明記します。
例えば家電製品なら、コンセントなのか、乾電池なのか、乾電池ならどんなタイプを何本使うのか、など。また、サイズ・重量・消費電力・型式・塗装色・電源コードの長さなど、購入時に判断材料になると思われるものはできる限り記入します。
インターネットは便利です。こうした商品の情報を、いくらでも検索して調べることができるのですからぜひ活用しましょう。
オークションでも、不明な程度・仕様があれば、Q&Aに質問が来ます。それはそれで、反応があっていいことなのですが、何度も質問に答えたりそのために商品を引っ張り出したりしていては非常に時間がもったいないです。できるだけ、質問する隙を与えないぐらいの気迫で仕様を明記しましょう。ただしこれも作成のコストを忘れてはいけません。
4. 自ショップサイトを作ろう
前述のように、オークション出品せず自分でWebサイトを作成して販売する方が向く商品もあります。また、むしろ、よりお店屋さんぽくやってみたい、と思う方もいるでしょう。ここでは、こうした自ショップサイトを作成する際に注意するポイントを解説します。
・自ショップサイトに必要なページ
特定商取引法にもとづく表記
ホームページを利用して商品の販売をする場合には、特定商取引に関する法律の通信販売に該当するため、ホームページに表示が義務づけられている事項があります。これはオークションサイトに出品する場合でも、出品数や落札額によっては同様の表示が必要です。最低限必要な項目は次の通りです。商品価格以外の事項は、専用のページを作成して「特定商取引法にもとづく表示」などとタイトルし、トップページに表示するか、もしくは必ずトップページから容易にたどれるようにまとめておきます。
なお、よく「訪問販売法にもとづく表記」とあるショップがありますが、訪問販売法という法律は「特定商取引に関する法律」に変更になり、もうありませんのでご注意下さい。
販売業者の氏名・住所・電話番号
氏名はフルネームで、住所も何番地何号室まで記載する必要があります。
誰が見るかも分からないWebに住所や電話番号を晒すのは嫌だなあ、とお感じの方も多いでしょう。が、法律上はきっちり表記することが義務づけられています。「『大阪市住之江区』あとは注文時にお知らせします」という手は認められません。ただし、注文前にお客から請求があれば住所や電話番号をメールか文書で通知する、というシステムなら認められます。
ただし、お客の立場に立てば、そんな住所も電話番号も書いてない怪しいお店では、とくに先払いなどでは買う気にならないでしょう。
私は自サイトに住所も電話番号も書きっぱなしですが、この4年間で全く何の被害もありません。電話は販売商品の問い合わせが数件とショップ向け営業がときどきあるぐらいですし、住所は、たぶんこの記載を見たのではないかと疑うDMがいくつか来たぐらいです。あまり怖がることもないようです。
代表者または通信販売業務の担当者名
たぶん販売業者名と同じでしょうが、フルネームで記載します。
商品の価格
商品の価格は、商品ごとに明記する必要があります。送料・税が別に必要かどうかも明記します。
商品のページごとに記載します。
代金の支払い方法について
前払いなのか、後払いなのか。またどんな支払い方法があるのか、選択可能な方法すべてについて、詳しく表示します。また、後払いの場合など、いつまでに支払えばよいかについても表示します。
送料などについて
商品代金の他に必要となる送料も、具体的な表示が必要です。
代引きで発送する場合の手数料も明記します。
商品の発送時期
商品をいつ頃届けるかを具体的に記載します。
先払いなら、入金確認後○日以内に発送、代引き・後払いなら、注文確認後○日以内に発送、といった表記がいいでしょう。
返品についての規定
返品を受けるかどうか、受けるとすればどんな条件かを細かく表示します。
Webリサイクルショップなら、原則返品不可・不良品等の場合は全額返金がいいでしょう。
古物営業法にもとづく表記
平成14年の古物営業法の改正に伴い、自ら設置したホームページで、古物営業を行う場合は、次の事項を表示することが義務づけられました。
- 氏名
- 許可を受けた公安委員会の名称
- 許可番号
これらは特定商取引法ページにまとめて記載すればスマートです。
購入時に知りたい事項をまとめたページ
1ページに見やすくまとめた「特定商取引法にもとづく表示」ページは必須ですが、それとは別に、お客さんが読みやすい、注文方法・支払い方法・送料・返品や保証規定などについて、注文の流れに沿って説明するページを作っておくといいでしょう。
その他便利な機能
自ショップサイトに力を入れるつもりなら、カートや商品検索・一覧表示など、便利なショップになるよういろいろな機能を追加するといいでしょう。
ただし、あくまで副業ショップと考えた時には、あまり手を掛けすぎてもコスト割れします。販売方法にしても、ショップにふらっと来たお客に、いろいろ商品を見てもらって購入してもらうのではなく、検索エンジンからその商品にダイレクトに来てもらう購入形態が現実的ですので、ショップ内の利便性、特に一般のインターネットショップで行うようなショップ機能の改善等ははっきり言って必要ないでしょう。
このあたりは、手間と効果を見ながら判断して下さい。
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